2008/10/13 米山登山







秋の行楽シーズンまっただ中。
とってもイイお天気のなか、おでかけメンバーはいつもの4人ではなく、
ようサン,あいぼん,パパそして、じっさまの親子三代カルテットです。
今回のおでかけは登山をすることにしたのですが、登山が苦手なママはおうちで淋しく(?)留守番です。
登る山は、上越市と柏崎市の市境に位置し、国定公園の指定を受けている“米山”です。





私も最近米山に登っていないので、数年振り位のブランクがあるのですが、
子供達は初登山なので、米山の登山道の中でも難易度の低い水野登山口からのトライです。
車で林道終点までくると、標高573メートル。
米山の頂上が993メートルなので、あと420メートルです。
大人の足だとおおよそ1時間の道のりです。





子供2人は初登山にゴキゲンでいますが、さぁこのテンションがいつまで持ってくれることか。
心配なのはチビメタボなようサン。
アイボンについては最終的におんぶしなきゃと覚悟をしていますが、
ようサンがバテてしまったら、最終的に登山はそこで折り返しとなります。
ただしアイボンをおぶった場合、私自身がバテてしまう可能性は高いです(汗)





案の定、急な階段道ではかなりのスローダウン。
『パパもうムリぃ』と言っては休憩し、泣き言を言っては私にごまかされ・・・
そんなこんなを繰り返しながら、徐々に頂上を目指します。





水野登山口からのルートと下牧登山口からのルートが交わる分岐ポイントにきました。
登る際にはなんら問題ないのですが、下山の際には要注意。
下山時をイメージするために、今来た道を振り返って撮影しています。
向かって左が今登ってきた水野ルートで、右が下牧ルートです。(写真にポインタをあわせてください)
水野ルートは脇に反れながら一段登りとなり、再び下って行くのに対し、
下牧ルートは今いる地点から自然と下る勾配になっているので、
ボケーっとして案内板を見落とすと下牧ルートに入ってしまいます。
その昔、私の姉も間違って下山したことがありました。
(本人の名誉の為弁解すると、隊列の先頭の人が間違えたらしいのですが)





この分岐ポイントには供養塔が安置されています。
前の写真でいうと、水野ルートのさらに左側にその場所があります。
この供養塔は米山を開山したとされている泰澄大師の千年忌に合わせて1766年に造立されたと言われています。
(ちなみに米山開山は712年頃らしい)
しかし、昨年発生しました新潟県中越沖地震の際に、台座から転げ落ち、背後の崖に落ちてしまいました。
これを柏崎市立博物館の学芸員の方が発起人となり、上越市柿崎区の山岳会員と共に
40m下の木に引っ掛かっていた石碑を引き上げ、元通りに安置したとのことです。
じつはウチのじっさまもその際のメンバーで、かなり重労働だったらしいです。





“女しらば”まできました。
米山の神様は女性とされており、その昔は神の怒りをかわぬよう女の人達は
ココから先の登山を禁止されていました。
子供達はここでおやつタイムです。
昨日100円ショップでおのおの200円分のおやつを買いました。
正直ココまで到達出来ないないのでは?と心配した面も有ったので、
ウレシイ気持ちがいっぱいな反面、ココまで来たら絶対登頂だぁ〜という思いも強くなりました。





この避難小屋のある場所からgo-outレポ1819で紹介しました柿崎川ダムが見えました。
レポ19の最後で記した『今度はあのてっぺんからダムを見て見たいなぁ・・・』という願い、
4年越しで叶うには、あともう少し。
でもココから先には恐怖のポイントが待ちかまえています。
子供達大丈夫かなぁ?





“女しらば”の避難小屋を出ると、一旦急勾配の下り階段が現れます。
その階段を下りきると、“鎖場”が現れます。
ココはゴツゴツした岩肌がむき出しで、なおかつ両側が崖になっている為、
安全用の鎖が張られています。
登山初心者向けの米山にあって、少々緊張を強いられるポイントです。
じっさまと私だけなら大した事は無いのですが、
チビ達を連れているので、少々ビビリました。





階段や落ち葉の絨毯で構成されていた登山道も、“鎖場”から先は岩場が多く現れるようになります。
人の手で整備された階段と違って、岩場の段差は一定ではなく、
時々子供の歩幅を超えるイレギュラーな段差も現れます。
そんな場所でもアイボンは手をつきながらたくましく登っていきます。
ようサンもいつの間にか弱音を吐かずに黙々と登っていました。





ようサンと違って軽快な足取りで登ってきたアイボンも、
さすがにスタミナが切れはじめたようで、その顔に笑みが出なくなってきました。
「でもアイボン、パパは知ってるんだよ。頂上はほんのすぐ先にあることを。」
心の中でそう思いながら、頂上を確認できた2人のリアクションを楽しみにして、
あえてその事を教えないでいました。




続く


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