2009/2/15 柏崎刈羽原子力発電所サービスホール







時刻は15時半をまわったところ。
ドヨーンとした曇り空が広がっていますが、この時期日本海側ではデフォルトの空模様といったところでしょうか。
冬のおでかけレポは必然的に屋内が多くなりますが、今回も例外ではなく屋内施設となります。
で、やってきたのは柏崎市にあります柏崎刈羽原子力発電所サービスホールです。





私が以前ここを訪れたのは小学生の頃でしたので、おおよそ25年ぶりの再訪となりました。
ただし、かつての記憶は全くなく。
何となく2人がこわばっているのは、海からの強く冷たい風のせいでしょうか。
この施設のすぐ近くには大波荒れ狂う日本海があり、そしてその海岸部には
2007年の中越沖地震以降全面停止しています原子力発電所があります。





サービスホールに入ると受付の女性の方から、子供の年齢と居住地区を聞かれました。
あとは特に入館手続き等はありませんし、入館も無料です。
壁には発電所構内見学の案内ポスターが貼ってありました。
シャトルバスに乗ったまま構内を廻るだけですが(←おそらく)、世界最大規模の発電所構内を見るのも興味深いかも。
当日受付可能なので、次来る機会に参加してみようかと思います。





まずは原子力発電所とはどのような仕組みなのかをパネルで再確認。
まぁ原子力だろうが火力だろうが水力だろうが風力だろうが、
電気を起こす原理自体は同じで、何かの力でタービンや水車や風車を回して
電気を発生させている訳です。
原子力はその何かの力を発生させている素の取扱がデリケートがゆえに
大がかりな施設が必要なんですねぇ〜。(って良く知りもしないで言ってますが)





サービスホールで最大の展示物がこのSFチックなコイツです。
前の写真の説明パネル左側にありました“原子炉格納容器”を
5分の1スケールで再現した模型が1階から3階にかけて見られます。





M2階は“ふるさと探訪・発電所建設の歩み”というテーマで
柏崎の情報をクイズ形式で紹介していました。
内容が判ってるのか判っていないか?定かではないですが、
ピコピコ押して喜んでいるアイボン。
気が済むまでやりなさい、タダだから(笑)





2階は“原子炉体験”コーナー
このドデカイ模型のメイン部分であります原子炉が丸見えになっています。
ようサンの前にあるボタンを押すと、説明アナウンスと共に、制御棒が動きます。
テレビのニュースで“制御棒がドウシタコウシタ…”とよく聞く事がありますが、
具体的にどのような動きをして、どのような作用をしているのか知りませんでした。
しかし、この模型のおかげでよく理解する事が出来ました。
1つ利口になった。





そのドデカイ模型横には実物大の燃料集合体のカットモデルが展示してありました。
中には燃料棒が入っており、またその中には燃料ペレットが入っております。
燃料ペレットはウラン燃料を直径1pの黒い塊に焼き固めたモノで、まるで“ヘビ花火”のよう。
もし原発の燃料ペレットを全て抜き取り、ヘビ花火と入れ換えて着火したら発電出来るかなぁ〜?
そうしたら柏崎刈羽原子力発電所じゃなくて柏崎刈羽ヘビ花火発電所だなぁ〜(笑)
“ゲンパツ”じゃなくて“ヘビパツ”とか“にょろパツ”とか呼ばれたら負のイメージが払拭出来たりして…
くだらん妄想でした。





次に中央制御室を覗きに行きました。
ようサンが『このパソコンでインターネットが出来ませんか?』と右側に座っている遠藤さんに質問をしています。
なーんてのは冗談で、壁に貼られた中央制御室の写真の前で立ち膝をして写真を撮ってみました。
っぽいすか?
計器がいっぱい並んでいてNASAの宇宙センターの管制室みたい。





M3階にあります“原子力発電所のしくみ”パネルを真剣に眺めるようサン。
しくみを理解しているのか?ぐるぐる回るタービンの模型が面白いだけなのか?
じーっと見ていました。
この階に来るまで何度となく同じような内容のパネルが有りましたが、
子供的には光って動くモノの方が興味をそそるのでしょう。





これは3階に展示されています放射線の監察箱です。
真ん中の白い塊がウラン鉱石です。
そのウラン鉱石から白い帯状の光が飛び出て行ってますが、これが放射線だそうです。
ちなみに太い飛跡がアルファ線、細い飛跡がベータ線と書いてありましたが、
どれが太くてどれが細いのか正直よく解りませーん。





4階のキッズアイランドです。子供用の遊具が置いてありました。
子供達は“水を得た魚”という表現がガッチリ当てはまる状態。
そもそもココに着た時刻が遅かったこともあり、このフロアは我が家だけ。
初めは静まりかえった空間に遠慮がちだった2人も、段々エンジン全開。





おちゃらけ全開!





笑顔満開!





1人ぶらぶらとM5階の展望室に上がりました。
ここには柏崎刈羽原子力発電所の大きな模型がありました。
これ家にあったらトミカとかプラレールを配置して遊んだら楽しいかも。
あとガンプラも配置して、海からズゴックが襲撃してくる設定で、ドックにホワイトベースを入港させて…





模型が鎮座する場所の壁に監視カメラのモニタがあり、原発内やその周辺の映像が映し出されていました。
模型前にはタッチパネルがあり、これでカメラの方向を設定された方向に変更する事ができます。
私の匂いを嗅ぎ付けて来たようサンが早速そのボタンをピコピコ触ってカメラを動かしていました。
ただし写る映像の全てが曇天で潮混じりの強風が吹く灰色の世界ばかりなのですぐに飽きておりましたが…。





双眼鏡も2台あり、原発の様子が見れるようにはなっています。
ココが開設された当初は良く見えたのかもしれませんが、今はサービスホールと原発を隔てる
松林の松の木が大きく成長して、それが邪魔になってよく見えませんでした。





子供達には原発の必要性や危険性を理解するにはまだ早すぎる年齢ですが、
私には再確認という意味でよい勉強になりました。
滞在時間はほんの1時間足らずでしたが、原発の知識を得て、楽しく遊べて、
そのうえタダ!という有意義な時間を過ごせました。






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