2009/10/17 新潟新幹線車両センター





この笑顔。
お出掛けレポで彼が満面の笑みを浮かべるのは、そう「鉄道ネタ」だから。
ここは新潟市にあります新潟新幹線車両センターです。
11月に信越線にSLが走るという情報を聞いて、JR東日本新潟支社のHPで
詳細をチェックしようかと思っていたら、新幹線基地の公開を見つけました。
今まで新幹線車両センターは見たことがなかったのと、ある車両がやってくるとのことで、
我が家の電車オバカを連れていってやろうと、お出掛けしました。
ある車両の事だけサプライズにして。





HPで見たパンフレットには会場には駐車場が無いと書いてありましたので、
近辺の田んぼの畦道にでも駐車できれば・・・なーんて考えで行ったのですが、
とりあえず車両センターに行ってみると警備員さんの誘導で構内の駐車場に入れて貰えました。
ただし到着した時にはほとんど駐車場が満車状態でしたが。
この車止めはその駐車場の目の前にあるモノ。
東京側の終端は東京駅にありますが、これは新潟側の終端のひとつ。
このレールが東京まで続いているんですね。





車両センターの玄関で会場案内をもらい、まずは一番のお目当ての車両見学へ。
通路左側に見える屋外イベントと通路右側の建物内イベントを横目にこの先の車両庫を目指します。
ようサンは明日学校の文化祭が有るため、今日は準備の為に午前中だけ学校に行っておりました。
車両見学は14:30までだったので、パパママアイボンの3人で学校まで迎えに行き、
ランドセルを車に載せたまま大急ぎでココまでやってきました。
この時点で残り1時間だから、なんとか目的は達成出来そうです。
ただし会場案内を見ると車両展示は約1km先とのこと。遠いので余裕はありません。





ちなみにこれだけ移動します。
扱っているモノが新幹線だけあって、敷地が広いのなんの。





グランドでは、鉄道グッズ販売や軽食の販売をしていたり、ミニSL乗車をやっておりました。
お客さんの人数やイベントの種類だけを見ると新津車輌製作所の公開イベントより
盛り上がりに欠けるのは宣伝不足なのか?知名度が低いからか?
まぁ新津の場合は工場自体が稼働していない日にやってますが、
こちらはJRがつぶれない限りは稼働しない日がないので、力の入れ方に限界があるのも仕方無しか。





車両庫に行き着くには、まず車両センター建屋と一体になっている車検庫(?)の通路を通って行きます。
いかにも新幹線の車両基地に来ました!的な記念撮影。
ただ線路が有るだけでもウレシイのに、こんな間近で新幹線が見られてニコニコのようサンと
それにつき合わされ、ウンザリ気味のアイボン。
二人それぞれのテンションはこの後ほとんど変わりませんでした(汗)





なかなか普段は見られないアングル。
こんなのを見られるのは、ここで働く社員さんと新幹線の線路を歩くアリくらいなものか。





先程のE1系12両編成の全長が302mもあるらしいので、
遙か先に見える車検庫の入口まで行ったとしても、まだおおよそ3分の1。
流石に新幹線の車両基地ともなると、規模が大きいですね。





車検庫を出ました。
少しは展示会場が見えてくるかと思いきや、ここからはなーんも見えない。
天気の良い日に線路沿いをお散歩しているファミリーが多いだけの風景。
秋風が心地よいので気になりませんが、真夏だったら展示会場に行き着く前に心が折れそう。





終始笑顔なのはこの男。
宿題やるときもこれくらいの笑顔とやる気を出してくれれば
ママの堪忍袋の緒が切れることがないのに。





やっと見えてきました、お目当てが。
このアングルから見えるのは、ようサンもよくJR長岡駅で眺めているいわゆる上越新幹線の車両だけですが、
目的は一番左側にちらっと見えているライトグリーンの車両です。
それが今回のサプライズ車両だったのですが、電車おバカの彼はここに着いて車を降りた時点で
遠くに見える緑色のボディと白く光るライトから、秘密を暴いていたようです。
電車おばか恐ろしや。





ではご覧ください。今回のサプライズ車両でーす。(既にバレているけど)
私の狭角デジカメでは上手く全ての車体を撮りきれなかった為、無理矢理真ん中でつなぎ合わせてありますが・・・





車両展示会場は多くの家族連れや、ごっついカメラを構える鉄道ファンや、
仕事半分・趣味半分で目を輝かせている職員などで賑わってました。
今回お目当ての車両は、今後大宮駅や東京駅に行かないと見られないし、
上越新幹線として見るには15年、20年後位の規模で待っていないと見られませんから、
みなさんカメラのメモリーや自分のメモリーによーく焼き付けておりました。





ではここで鉄道ド素人の方々に向けまして、鉄道素人が車両の説明をしまーす。
そんなのどうでもいいわ〜と言う方は次の写真へどうぞ。
車両の型番(←っていうのか知らんけど)にはほぼ全て“E”がついておりまして、
これはJR東日本(JR-East)の車両であることを表します。
この中で唯一ついていない200系は国鉄時代から存在する車両で、上越新幹線開業当時からの車両です。
今回ようサンにサプライズとしていた車両はE5系で、正式にはE5系の量産先行車となります。
まぁ量産試作品ですかね。
これが来年あたりから東北新幹線にて走り出すことになります。
E3系でこのカラーリングは秋田新幹線の“こまち”です。E3系はこの他にも山形新幹線の“つばさ”もあります。
E2系は白と紺の間に赤いラインの入っているのが長野新幹線“あさま”です。
北陸新幹線が全線開業すればこの車両が走ります。
そもそも長野新幹線とは仮の名前で正式には北陸新幹線で先行開業した区間を仮に長野新幹線としているようです。
E2系はこの他にピンクのラインの東北新幹線用“はやて”もあります。
200系は上越新幹線“とき”のみとなり、日本初の新幹線0系とよく似ています。
中越地震の際にゴロンと倒れたのも、カラーリングは異なりますが、この200系です。
E4系はオール2階建て新幹線で、上越新幹線“MAXとき”や東北新幹線“MAXやまびこ”として活躍しています。
E1系はE4系の先輩にあたり、上越新幹線“MAXとき”のみとなります。
さて、今回お披露目となりましたE5系に話を戻しますと、東北新幹線で320km/hの運行を目的として造られております。
そして先々東北新幹線はこの車両だけにするそうです。
そこで東北新幹線を追い出されるのがE2系(ここには無いピンクのラインのやつ)とE4系で、
こいつらが再就職を求め上越新幹線にて採用されるそうです。
すると必然的に御年輩である200系とE1系が引退となるそうです。
ですから仲良しにならんだJR東兄妹ですが、お隣同士微妙な関係で並んでいることになっております。





鉄道ファンや逆に鉄道に全く興味の無い方には、つまらないうんちくを並べましたが、
つまらないと思っている子供がココにも1名。
新幹線達に背を向けて、草むしりしております。





挙げ句の果てにはママの膝枕に横たわり、
ピクニックに来た恋人達みたく、くつろいでいました。
まぁお兄ちゃんの趣味に付き合ってやってるんだから無理もないか(笑)





E5系を満喫したので、再び長〜い道のりを戻ることにしました。
ようサン、今度E5系をその眼で見るのはいつ・どこでだろうね。
(眩しくてビミョーな笑顔)




ココ(新幹線車両センター)に来てから、楽しい顔一つしていないアイボン。
猫じゃらしをニギニギしながら、歩いていました。
そろそろ電車ネタでのお出掛けは、彼女には苦痛となってきたかな(汗)





車検庫まで戻ってきました。
車両展示会場に行くときには気がつかなかったのですが、
通路に張られた紅白幕の隙間から、外に200系が放置してあるのが見えました。
単なる廃車車両かと思っていたのですが、感の良いママがその正体を言い当てました。
この車両は、先程ののつまらないうんちくの中でも出てきましたアノ中越地震でゴロンとなった200系でした。
緑色のシートを被された巨大なイモ虫みたいのが先頭車両です。(転倒した方か、その反対側かは不明)
既に廃車扱いになっているようですが、このうちのいくつかの車両はJR東日本の研修センターで利用されるようです。





車検庫で働く人達の貴重な作業風景を眺めることができました。
この建物に入る前に、巨大な洗車機があったのを横目に歩いてきましたが、
どうやらアノ洗車機では電車正面側は洗えないらしく、正面はデッキブラシを持った作業者の方が
ゴシゴシ手作業で磨いておりました。
新幹線も『気持ちいい〜♪』って言ってる感じがしますね。





さて、車両センターの建物に戻ってきた我が家族は、ここで二手に分かれる事にしました。
ようサンは鉄道イベントにはお約束のNゲージ鑑賞です。
このイベントは15:00までとなっているので、残り15分を切っていました。
私も模型やジオラマなど、精巧に作られた小さいモノが好きなので、
お財布に余裕があればNゲージもチャレンジしてみたいのですが…見通しは全く立ちませんけど。
ようサンは真剣な表情を崩すことなく、シャーシャー走る列車達を終了時間いっぱいまで眺めていました。





グランドにいるママとアイボンを見つけ合流。
ここに来て初めて見せるようサンの不満顔。
『もっとNゲージが見たかった』と不完全燃焼状態のご様子。
学校に迎えまで行って、大急ぎでココまで移動し、E5系新幹線を眺め、
10分間もNゲージ見られたではないか!息子よ。





ここに来て初めて見せるアイボンの楽しそうな表情。
ママに聞いたらミニSLに乗った訳でもなく、ただグランドでチョロチョロしていたらしい。
パワーが有り余っているのかな。





ようサンには消化不良の、アイボンには退屈なお出掛けになってしまったかもしれませんが、
午後からバタバタと出掛けたわりには、目的が達成できてよかったかな・・・
と思うのは親のエゴだろうか。






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