2009/11/8 弥彦公園





土曜日の朝、あるテレビ番組で紅葉狩りの話題をやっていました。
キレイだなぁ何処だろう?と視ていると、弥彦村にある弥彦公園内の“もみじ谷”とのこと。
弥彦には何回も行ったことがありますが、もみじ谷という所は全く知りませんでした。
テレビの画面には、真っ赤に色づく木々が写しだされ、それとともに、古いトンネルが映っていました。
紅葉とトンネルが見られるなんて、ステキだぁ〜!ということで、翌日お出掛けすることに。





この時期弥彦神社では菊祭りを開催しておりますし、少なからず昨日のテレビの影響も有るとおもいますが、
三条燕ICから弥彦神社周辺まで、ところどころ渋滞が発生しておりました。
我が家のステップくんも大鳥居(前の写真)を潜ってから弥彦神社周辺に着くまで、
普段なら5分程有れば行ける距離を40分も掛かって到着しました。
弥彦公園に行くにはJR弥彦駅前の村営駐車場か、弥彦体育館脇の駐車場に車を駐め、
そこから徒歩で移動するのが最短となります。
しかし道路の混在状態や駐車場のキャパを想像すると、少々歩く距離が伸びても、
車から降りて歩いた方が早く公園に着くかも?と考え、弥彦競輪場の駐車場にステップくんを置きました。





弥彦神社入り口の“一の鳥居”の一つ前の交差点まできました。
先程少々歩く距離が伸びても…と言いましたが、この時点では弥彦公園までの距離や道のりは分かっておりませんでした。
予めインターネットで公園のパンフレットを見ていたので、弥彦神社と弥彦公園の位置関係だけは
ボンヤリ分かっていたので、あとは何となく歩いて行けば…と考えておりました。
が、そんな行き当たりばったりファミリーの為の「まち歩きまっぷ」を発見!
(左側の木の下に、二人の方が立って見ているのがそれです)





現在地の交差点を左に曲がれば良いことは分かりましたが、それ以降の公園までの経路には特筆された
目印が有る訳でもないので、見ても見なくても行き当たりばったりの散歩には大きな影響は無かったようです。
まぁ自分の頭の中のイメージした方角が間違っていなかった事を確認できただけよかったか。





道はどんどん狭くなっていき、車のすれ違い不可の幅になりました。
本当に地元の方の生活道って感じの路地です。
さっきのマップに目立った目印が一切無いのも納得できました。
しかし、以外と人通りが多いのにビックリ。
マップに誘導された観光客が闊歩しているものと思われます。





道の途中に蔦が絡んだ味のある趣のお店がありました。
弥彦の名物「カレー豆」を作っている成沢商店さんだそうです。
私達が店の前を通り過ぎるほんのわずかな間にも、
何人もの方が足を止め、商品を選んでおりました。





自分の中のGPSと他の観光客の流れを頼りに、無事弥彦公園に到着しました。
駐車場からタラタラ歩いて20分程掛かりました。
大人の足で、無駄なく歩けば10分位で着きそうな距離です。
写真には写っていませんが、前方の池の周りにある芝生敷きで
お弁当を食べている家族が何組かいました。
お花見と言えば春に桜の下でというイメージが強いのですが、
秋にもみじの下でやるお花見もあるんだなぁ〜と再認識しました。
ただ春のお花見はパーッと盛り上がりましょう!的雰囲気なのに対し
秋のお花見は、なんとなくシットリ、しんみりに感じるのは、私だけの主観でしょか。





もみじ谷の中を歩きます。
陽当たりの関係なのか、足下が少しぬかるんでいて滑りそうな場所もあり、
頭上の赤と黄色の華やかな世界と対比して緑と茶色の世界が広がります。
それさえ気にならなければ、谷底から見上げるもみじと観月橋が美しい絵はがきの世界を作り出します。
個人的にはあのアーチのバランスや橋台の苔生した感じが気に入りました。





谷底から脱出して観月橋に向かう坂の途中で記念撮影。
どーですかアイボンのこの笑顔。
一つ前のお出掛けレポ(新潟新幹線車両センター)ではほとんど見られなかった顔です。
最近カラフルだったりキラキラしているモノに特に興味を示すようになりました。
どうか将来、金の掛からない女に成長することを日々願うばかりです。





観月橋に登りました。
下から見上げた時には分かりませんでしたが、橋の上は大勢の人達で混雑していました。
橋の上から今歩いてきた谷底を眺めます。
もみじ谷というだけあって谷の中だけにもみじが生殖し、谷を形成する山肌は基本的には松林のようなので、
深緑の山と山の間だけ真っ赤に染まったエリアがある感じで不思議な景色でした。





大混雑の観月橋上で、更に人気bPスポットにて写真を撮りました。
この一画のもみじが、公園内で一番赤い色をしているように私は思えました。
この写真では背後の状況が分かりませんが、
このスポットをめぐり、見知らぬ者同士が暗黙の縄張り争いをし、
アイコンタクトやその場の空気を読み取り、
相手の順番を尊重しつつ、自分の順番を主張する戦いが、繰り広げられていました。
場所をゲットしたからには速やかに写真を撮り、ここを次の者に明け渡さないと
多くの冷たい視線が突き刺さります。
その視線を感じてなのか、ようサンは少し照れくさそうにしていました。





観月橋を渡り、もみじ谷脇の遊歩道を谷の上流方向に向かって歩きます。
もみじ谷は正面に見える山肌にぶつかり、終わりとなりますが、
この遊歩道は右にカーブをしながらさらにその先まで続いております。
遊歩道を歩きながら、夕日に照らされる真っ赤なもみじにキレイだなぁ〜と感じつつ、
私の関心は次第とこのカーブの先に絞られて行くわけです。
そして・・・





ゔぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜 カッコイイ!!!!!!!!!
今日の私の第一目的出現!石と煉瓦で作られた大正時代の隧道です。
この公園のWEBページ等々を予め見てきたのですが、やはり実物を見た感動は大きいですね。
ただ一つ残念なのは隧道内巻きがタイルで補修されていたこと。
強度アップの為にコンクリート内巻き補強を施したのか、それ以外の理由が有るのか分かりませんが、
私的にはガッカリさせられる15p厚の内臓脂肪です。
それでもこの風格はしびれます。
しびれんませんか?
大概の方は“古いトンネル=キモチワルイ”となってしまうのでしょうけど(悲)
ただ驚いたのは、右に移る“281−3”番さんのお連れの女性。
私がカッコイイ!と思わず足を止め、カメラを抗口に向けていた時に、
『かっこいいトンネル!』と言いながら私の横を通り過ぎて行きました。
うーん、この感動を共感してもらえる人もいるんだなぁ〜と小さく感動。





トンネル前で振り替えって撮影。
この公園のパンフレットには「…トンネルの中から見えるもみじ谷は、一幅の絵のような美しさです。」とありました。
観月橋と並んでこのトンネル前がオススメの撮影スポットのようです。
ここに来る前は、トンネルアーチ越しにもみじ谷が…みたいな構図で写真を撮ろうと思っていたのですが、
人の多さにトンネル内で立ち止まることができず、仕方なくトンネル前で振り返ってパチリ。
帰宅して写真をチェックしたところ、この微妙にぶれていて薄暗い1枚しか撮ってないことが解り、残念。
撮った時間帯的に陽が傾いているので、薄暗くてブレ易いのは分かるけど、
後ろが気になって、こっち向きの写真に気がまわらなかったのが敗因かと。
トンネル自体を写した写真はたらふく有りましたけど(笑)





トンネルの中です。
整備された洞内は、公園によくある悪しき者の心の叫びの詩(通称:らくがき)もなく、とても清潔感がありました。
それにランプの灯りを思わせる電気照明が、本来は無機質で冷たいトンネル内を暖かく心地よく照らしています。
フラッシュを使わず撮影しているので、歩いている人がぼけたり、透けたりしています。
心霊写真ではないのであしからず。





浅尾池側の抗口をでました。
もみじ谷側の抗口と全くおんなじ意匠をしておりました。
ただこちらの方が陽当たりが悪いのか煉瓦の汚れ方が異なります。
トンネルの長さは私の感覚で15mから20m位かと思いますが、歩いてもあっという間の距離しかありません。
もう一回戻って来ようかと思いましたが、家族のブーイングを恐れ諦めました。




浅尾池の畔から撮影。
なんだか今回はお出掛けレポよりスイッチのネタになりそうなので、トンネルショットはこの辺でやめにしますが、
「煉瓦隧道ともみじ」、絵になりますねぇ。
なんの目的で建造されたトンネルかは分かりませんが、大正の時代から平成の今まで、
大勢の人が行き来をし、思い出の風景として写真に写され、未だにその風格を誇示し続けていることに嬉しさを感じます。





弥彦公園を後にし駐車場へ戻る途中、折角なので弥彦神社に参拝にいきました。
一の鳥居や灯籠脇に菊の鉢植えがありますが、只今菊祭り開催中です。
初詣に来ることが多い弥彦神社ですが、菊祭りのタイミングで来ることが、
何年前に来たのか思い出せない位、久しぶりです。





一の鳥居をくぐると参道両脇に出展された菊が並びます。
菊はおろか、花や植物の全般に疎い私でも種類別に展示してある事は分かりました。
しかし、その菊の中でも優れた出来栄えのモノに“金賞”や“銀賞”など
いくつかの賞が与えられていましたが、その違いは私には全く分かりませんでした。
菊マニアが見れば「この金賞のヤツはスゲー!」とか思うんでしょうね。





このあと拝殿で参拝をしてから、駐車場に戻りました。
菊の楽しみ方はまだ理解できませんが、
『弥彦=神社』だけでなく『弥彦=もみじ谷』という楽しみ方を見つけられたお出掛けでした。
補足するとママは『弥彦=カレー豆』、私は『弥彦=煉瓦隧道』という楽しみ方もありますが。




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