2009/11/14 SL信越線 秋の収穫祭号





3年振りのSL運行ですが、今にも雨が降り出してきそうな生憎の天気。
いかにも日本海側地域特有の冬の空模様って感じで薄墨で染めたような空が広がります。
動いているSLを3回程見たことのある私にとって、
少々新鮮さが薄れてきたイベントに、やや腰が引けておりました。
しかし子供達は元気で、水色小僧は駅に居るだけで水を得た魚ですし、
黄色小娘は飛び回れる広い所にくると、元気になる習性があるようです。
(駅のホームで飛び回って遊ぶのは危険ですのでおやめください)





予想した列車通過時刻が少し早めだったのか、この天気で見物客が少ないのか、
ごっついカメラ&三脚を構えた方々はホーム突端に何人かいますが、
お子様連れ見物の方々はほとんどいらっしゃらない淋しい雰囲気。





っと思っていたら、ようサンやアイボンのお友達がぞくぞくとやってきました。
みんなホームに出るなり走ってきます。まさに子供は風の子ですね。
ついつい走ってしまうのはアイボンだけではなく、子供という生き物の習性なのでしょう。
走ってつまずいて、ホームから落ちたらどーすんだよぉ〜と大人の目線で心配してしまいますが、
自分だって子供の頃はそうだったのでしょう。(老けるってカナシイ)





子供がワイワイ集まったところで記念撮影。
なんの記念かはツッコまないとして、みんな笑顔で楽しそうです。
心なしか子供達の笑顔で冬の曇天も少し明るくなった気がします。
ちなみに写真を撮っているのは、上下浜駅前にある飲食店のおかみさん。(写真上にポインタを)
すげー格好で撮ってるなぁ〜。
(駅のホームギリギリでエビ反りするのは危険ですのでおやめください)





エビ反り女将がいたかと思えば、謎の曲芸師も現れました。
親子二人で大道芸をして、全国を回っているそうです(嘘)
子供が怖がっているかと思いきや、笑っているのでビックリ。
親の持つ手が上手なのか、子供のバランス感覚が良いのか分かりませんが、
親子息ピッタリというとこでしょうか。





さて、SLを見るために駅に来たのですが、仲間が集まった楽しさでついつい本命のSLの事を忘れかけていました。
が、前停車駅の発車時刻を過ぎ、他の見物客に微妙な緊張感が漂って来ているのを、
こちらの賑やか軍団も察知しました。
先程までのはしゃぐ雰囲気から一転、みんなでじぃーーーっとSLの来る方向を注視します。
(でもカメラを意識せずに凝視しているのはようサンだけですが)





遠くにぼんやりした1灯の光と白い煙が見えてきました。
前停車駅の柿崎駅から、今いる上下浜駅、そして次の潟町駅までは緩い登り勾配になっているため、
SLは大きな煙をモクモクと上げ近づいて来ます。
ここにいるカメラを構えている全員に緊張がはしります。
子供達も、きた!来た!キター(・◇・)!!とボルテージが上がってきました。





シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!という蒸気の音と
カシャカシャカシャという機械の音とともにC57−180号が通り過ぎて行きます。
1946年製造(ウィキペディア調べ)なので、63年前に造られた昔の乗り物ですが、
その存在感は電車とは比べものにならないオーラを放っています。
40年以上前には新津を中心に秋田や直江津や会津若松までを行動範囲と
していたようなので、現役当時もここを走っていたようです。





前回SL信越線120周年号として運行した時は、『SLってこんなに速いのぉ?!』という
結構なスピードで通過して行きましたが、今回は意外とゆっくり走り去っていきました。
とはいえ待っていた時間に比べるとあっという間の出来事ですけどね。
バイバーーーーーイ!また後でねぇ〜!





場所が変わってJR直江津駅南口。
すでに何回かお出掛けレポで紹介していますが、SLが走る時は直江津駅前で色々とイベントを行います。
駅正面となる北口では物産展や今回は有りませんでしたがミニSL乗車も行ったり、
反対側の南口広場では自衛隊車両や警察・消防などの特殊車両の展示をよく行います。
しかし我が家の目的はそのいずれでもなく。
まぁ先ずは南口にある有料駐車場から、駅停車中のSLを眺めます。
お天気が良くなってきたようで、駅全体を囲む様に虹が架かりました。





SLがお客さんを降ろし、富山方向に移動しました。
これを見て我が家も目的地に移動開始。
通りかかった南口広場では自衛隊と消防署のマシーンが展示して有りました。
自衛隊は数種類の車両が来ていましたが、これがその中で最大のモノ。
“81式自走架柱橋”と案内板には書いてありました。
どうやら10mの橋を掛けるマシーンのようです。





唯一来ていた消防車両。
これはNTTさんの高所作業車のデカイ版みたいなモノ。
人の乗るバケットには放水ノズルや照明装置が付きます。
こちらは案内板を見ませんでしたが、この車が実際にお仕事している現場に
立ち会ったことがあるので分かりました。





さて我が家の向かう先ですが、正しく言いますと直江津運輸区構内です。
簡単に言えば直江津駅敷地内にあるJRの職員さんの建物や車両機関庫です。
(go-outレポ2531でも行っております)
当然普段は関係者以外立ち入り禁止エリアですが、この日は鉄道ファンや家族連れで賑わいます。
さっきは虹がでるほど陽が差し、お天気もよくなるかと思ったのですが、
冷たい初冬の雨が景気よく降ってきてしまいました。
子供達は雨対策およびインフル対策で完全装備です。





先程富山方向に走っていったSLですが、客車を待機線に放り投げ、ゆっくりバックで転車台に入る線を走ってきます。
なかなかSLの後側って見ないでしょ。
どーでもいい話ですが、横でごっついカメラを構えている人達は雨も気にせず最高の瞬間を狙っていますが、
カメラは濡れても大丈夫なのでしょうか?余計な心配をしてしまいました。





我々の前を通り過ぎていくSL。
線路と同じ高さから見上げる姿は、駅のホームから見るよりはるかに大きく見えます。
昔は毎日何台ものSLがこの場所からお仕事に出ていき、この線路を戻って機関庫に帰ってきたんですね。
今回のSL信越線秋の収穫祭号も本日のお仕事は終わりです。





SLが転車台に収まりました。
これからモーターショーのクルマの様に、ぐるぐる回転させられ、集まったファンにその勇姿をお披露目します。
今回は雨が結構降っていたので、ぐるぐるSLをサラッと見て、背後に写る建物にすぐ移動しました。
電車イベントお決まりのアレをみる為に。





続く


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