2009/11/22 柏崎さけのふるさと公園



今回のレポは私のオンボロ携帯で撮影した写真を使用しておりますので、
いつものレポ写真より、かーなーり低いクオリティとなっています。
御了承ください。






いきなり大きな赤い橋からスタートしますが、
ここは柏崎市青海川地区の国道8号線米山大橋の真下です。
普段から米山大橋はよくクルマで通るのですが、橋上から見える
“柏崎さけのふるさと公園”に一度は行ってみたいと前から考えておりました。
で今回、『さけ豊漁まつり』が開催されているとの情報がありましたので、
お天気も良いし、近いし、見学は無料なので、
これ以上ない絶好のお出掛け場所と考え、やって参りました。
米山大橋脇道を下り、青海川地区に降りてきましたが、普段は静かなこの地区も、今日は渋滞発生!
やっとの思いで公園に辿り着くと、駐車場誘導員から臨時駐車場へクルマを入れろとの指示。
その臨時駐車場が公園よりも海側に位置するこの橋の下スペースでした。





クルマからたらたら歩くこと2,3分で柏崎さけのふるさと公園につきました。
今日は『さけ豊漁まつり』のイベントで鮭のつかみ捕りや無料で鮭汁が振る舞われておりました。
ここからだとよく見えませんが、ブルーシートで囲まれたテントの中は大勢の人で賑わっておりました。





公園といっても基本的には鮭の増殖事業をおこなっている施設の周りに人口河川や子供が遊べる程度の広場があるだけで
丸一日を過ごせる場所ではないのですが、鮭の増殖施設とはどんなモノが有るんだろう?と大人目線では興味深々。
でも子供目線からすると、どっかの公園の池にコイが泳いでいるのが鮭に代わったくらいか。
この池には沢山の鮭が泳いでいました。





鮭くんたち。
人口ふ化の目的で捕まえられたのか、つかみ捕り目的で捕まえられたのか、分からないけど本当にウジャウジャいました。





谷根川から引き込まれた人口の川。
最後は施設の中まで水路が引き込まれているのかどうなのか分かりませんが、
最上流地点でポンプにより水を川に戻している感じでした。





で、その人口川の横にはガラス窓があり、川を遡上する鮭を眺めることができます。
何年か前に村上市のイヨボヤ会館で同じ様な施設を見ましたが、あちらはもっともっと大きい規模のもの。
こちらはほんの1mチョットくらいの川幅なので鮭がいるのかいないのか不安でしたが・・・





いました。いました。
鮭を眺めているアイボン。
アイボンを眺めている鮭。
人間がすぐそばに現れて怖くないかなぁ〜と思いますが、意外と涼しい顔で泳いでいます。





川を遡上する頃の鮭には黒や赤色の婚姻色と呼ばれる模様が出てきます。
鮭業界では「ぶな化した」というらしいのですが、私的には「ファイヤーパターン化した」と呼びたいですね。
これから川をブイブイ言わせて、グイグイ逆行するぜぇ〜!っていうイケイケ感が体に表れたのでしょう(笑)
でも正直、おいしくなさそう。





屋外の施設をぷらーっと眺め終えたので、谷根川に遡上している鮭がいないか見に行きました。
下流方向を向いて写真を撮っているのですが、写真右側に写る赤い柵があるところに
公園施設への導水路があり、遡上してきた鮭がそこを通って先程のガラス窓のある人口川に入っていく仕掛けとなっています。
赤い柵から手前側に大きな段差が有るため、もしかすると鮭はあの地点からこちら側には
やって来れないのかもしれません。(詳細不明)
ここで川を眺めていても鮭の気配がありません。





遡上する鮭を求め、我々家族は川岸を遡下(←造語)しました。
前の写真に写る階段状の護岸よりもさらに河口方向に移動しました。
ここまでくるとJR信越本線の橋梁の下に日本海が見えてきます。
産卵を目的に鮭は川に入ってくるのですが、それと同時に彼らは死を迎えます。
ですから人生のフィナーレを迎える覚悟で鮭達はあの橋梁をくぐってくると思うと、
あの橋梁は鮭達にとっての来世への門みたいだなぁ…
なーんて勝手な想いを巡らせていますが、結局ここでも鮭の姿が見えず。





ひとまず公園に戻り、施設屋内に何があるのかを見学に行きました。





屋内展示室には飼育水槽や鮭の生態説明があり、ちょっとした水族館気分を味わえました。
(かなり手振れ写真になってて恐縮です)





ふ化した鮭の赤ちゃんの水槽もありました。
まだお腹に卵(イクラ?)がくっついています。
この中で再びココに戻ってこられる鮭はいるのでしょうか。





展示スペースの横に採卵場があり、ガラス張りで中がのぞける様になっています。
今日は休日の為か、それとも時間帯的な為か、採卵作業は行われていませんでした。
この作業場、大げさに言えば、谷根川で生まれた鮭たちの生と死を司る神聖なるスペースになる訳ですが、
簡単に言えば、鮭加工工場か魚屋さんの厨房ってとこでしょうか。





採卵場の一画に垣間見えた現実。
長年の海水生活から一転、死を決して淡水世界へ飛び込み、岩がゴツゴツある川をアゴやヒレを擦り剥きながら
遡上してきた鮭も、最後は人間に腹を開かれ一生を終えました。
まぁこの鮭の親も、そのまた親の鮭もみんなそうしてきたのだから、ここで産まれた彼らの天命なのでしょうか。
水族館見学感覚で眺めていると、そのギャップに違和感を感じてしまいます。
魚屋さん見学感覚なら当たり前として見られるんでしょうけどね。





公園の屋内外を一通り眺めたので、谷根川の河口を見に行きました。
産まれ故郷の川に帰ってきた鮭たちは、この広い日本海の中で、ほんの間口5m程の川の入口を
どうやって見つけているのでしょうか?
よく言われているのが嗅覚で川の匂いを判断しているそうですが、
もし本当なら魚業界のソムリエですね。
鮭とは全く関係ないですが、高校生の頃、この海岸に海水浴に来て
大きな丸石がゴロゴロして歩くと痛いわ、クラゲがウヨウヨで刺されて痛いわで、
生まれ故郷の海岸とは大違いだと痛感した思い出がありました。





前の写真を撮った位置から右向け右をすると、アレが見えます。
アレは何だろう?と思っていた方、答えはこれです。
あ〜ぁ、今一度暗黒の世界に足を踏み入れたい衝動に駆られます。





ぶらりドライブの目的であった柏崎さけのふるさと公園を堪能できたので、
ひとまずクルマに戻る事にしました。
地元住民御用達チックなちょっとしたショートカット路を発見したので、遠慮無く使わせてもらいました。
一番最後に渡ってきて、おちゃらける娘。(注:やらせている訳ではありません)
ここから谷根川左岸堤防の上を歩いて、クルマを駐めた臨時駐車場まで戻ります。





堤防の上を4人で一列行進していると、ウェーダーを装着したおじさん達がぞろぞろ川岸を歩いてきました。
何するんだろう?と思って見ていると、投網で鮭の捕獲を始めました。
投網漁を生で見られる機会はそうそう無いと思い、しばらく様子を眺めていると、
5投に1匹くらいの割合で鮭が捕れていました。
捕まった鮭は、すぐさま太鼓のバチくらいの木の棒で“ボカッ!!”と絞められておりました。(正直微妙にショッキング!)





駐車場に駐めてあったおじさん達のトラックの荷台には、今獲れた鮭が載っかっていました。
箱の隅にあるイクラがとても綺麗で美味しそうでした。
これから公園に戻って、販売するのかな?





最後に予期せぬイベントも見学でき、満足してクルマに戻りました。
川を必至に遡上する鮭の姿がとても印象深く心に残りました。
それと共にタイヤについた激しい泥汚れも、数日間タイヤ溝に深く残りました(泣)
来年稚魚の放流などがイベントであったら、また来ようかなと思っております。





水族館でもない、魚屋さんでもない、鮭の増殖施設。
何となく不思議な気持ちで見学をしたお出掛けでした。
おしまい。




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