2010/8/28 米山登山 〜2010第2回目〜





前回登山から約2週間後。
そして本番である小学校米山登山まであと2週間チョット。
おそらくこれが最後になるであろう登山練習を、本番さながらのコースで決行です。
今いるところはいくつかある米山登山道入口のひとつ、下牧口です。
只今靴ひもをしっかり結び、気合いを入れている最中。
何となくですが、前回よりも緊張感が漂うのは、この登山の結果が本番の結果を大きく左右するからでしょうか。





前回は終始曇り空の中での登山でしたが、今日はいいお天気です。
なので相当暑くなりそう(>_<)
私のリュックの中にはまたまた水とお茶が5リットル入っています。
前回は少々多く持ちすぎた感は有ったのですが、この天気なら逆に不足しないか心配です。
まぁ最低限度頂上まで持ちこたえれば、そこから水場まで降りて天然水をゲットできるから大丈夫でしょう。
それにしても重い(-_-)





下牧コースは最初の数百メートルが登山道というより単なる山道っという感じの道が続きます。
杉林の所々には石仏が登山客を見守っています。
どうか無事登山ができますように。





今ではうっそうとした薄暗い杉林になってますが、私がようサンくらいの頃はまだ杉がこんなに伸びて無く、
空が開けていました。まぁ30年も経てば変わりますよね。
2つの写真は同じ場所かどうかは解りませんが、間違いなく同じルートの写真です。
当時あったこの避難小屋は今では無くなっており、その形跡すらも解りませんでした。
ちなみにはしごに登っているのが若かりし頃のじっさまです。





いよいよ登山らしくなってきました。
水野コースは階段が整備されていますが、この下牧コースは岩と土が剥きだしになり、そこに苔が生殖する道が続きます。
この数日お天気が良かったので足下はしっかりしていますが、雨が降るとツルッと滑りやすくなるので要注意です。
ようサンは既に足が痛いと訴えておりますが、
『気のせい気のせい』 と無理矢理泣き言を却下しながら前に進みます。





登山開始40分後、休憩タイムです。
じっさまが痛むようサンのふくらはぎにバンテリンを塗ってくれました。
効能がすぐに出るかどうかは分かりませんが、気分的には即効性がある、かも?!





そしてバンテリンよりも更に即効性のある“おやつ”を補給します。
久しぶりに相対したアイボンの笑顔と、久しぶりに復活したようサンの笑顔を見ました。
この地点で全行程の3分の1を歩きました。
大人の登山客からすればかなりのローペースなのでしょうけど、
登れるかどうかを心配していた我々には、そこそこ順調な気がします。
まぁゆっくりでもいいから登頂に成功したいと願います。





再び歩き始めました。
足が慣れて来たせいか、バンテリンのおかげか、おやつのおかげか?!
ようサンに笑顔が出始めました。
前回の登山の時にじっさまがようサンに言ってました。
『登山は忍耐だ』
彼はそれをどれだけ理解したかは不明ですが、
私的には子供がどれだけグズグズ言ってもイライラしない忍耐が必要だ!
と心の中で思っておりました。
なのでこうやって笑顔が出てくるとホッとします。





先程の休憩から15分くらい歩いたでしょうか。
もうすぐそこに次の休憩地が見えてきます。
ここは私の大好きな場所ですが、ここにはもう20年以上来てなかったのではないでしょうか。
我先と天に向かって生い茂る大木達の隙間からキラキラと入り込む日差しが眩しく感じます。
あまりの懐かしさと、あまりの美しさに、ようサンだけ先に行かせて夢中で写真を撮りまくりました。





そして私の大好きな場所、“駒ヶ岳”に到着しました。
先に到着していたアイボンが、心配して出迎えてくれました。
この子はまだまだ余力があるようです。





通称“こまのこや”で休憩中。
この小屋は数年前にじっさまや、じっさまの所属する地元山岳会の人達でリフォームを実施しました。
必要な部材は一つ一つココまで背負って登って来た訳ですので完成まで結構な時間が掛かったようです。
その部材の中には、我が家の地元の神社を建て直した際に出た旧神社の柱や、
我が家の旧車庫の垂木なども使われております。





子供達がおやつを食べたり塩分補給に梅干しを食べたり
バンテリンを足に塗って貰ったりして、体力の回復を図っている間、私は小屋の周りを散策していました。





この写真の左側に写る杉の木の下に横たわる木の板ですが、
私が前回ココに訪れた時は立派な太い杉の木を半分に割って作ったテーブルでした。
あの大きな木のテーブルを20年以上の月日があんなにまで痩せさせてしまったということは
今その隣で立派にそびえ立つあの木は、当時どれだけ幼い木だったのでしょうか。
そんな当たり前の様なたわいもない様なノスタルジックな気分に浸っているうちに、他3名の出発準備が始まっておりました。





10分弱の休憩を終えて、登山再開です。
こまの小屋のすぐ上には石仏がずらりと並ぶ場所があります。
いつ、だれが造ったなどの情報は把握していませんが、
米山登山道の風景のなかでも、最も印象の強い場所の1つと数えても良いのではないでしょうか。





まじまじ眺めたり、深々拝んだりしたことが無いのですが、こうしてデジカメの映像を見てみると
一体一体、そのお姿が違うことに改めて気が付きました。
今度ここを訪れた際はもっとよく眺めてみようと思います。





ものスゴイV字に切れ込んだ掘り割り?の中を歩きます。
もともと人の手で掘られたのかもしれませんが、
雨の浸食や人が歩くことによる浸食で、掘り割りは更に深くなっていくのでしょう。
今回下牧ルートを歩いてみて、登山道の脇にところどころ旧登山道の痕が有るのを発見しました。
じっさまに聞くと、やはり登山道も年を重ねる毎に痛んできて、登山客の安全に危惧する状態になると
新たな道への付け替えを行うそうです。
そんな枯れ葉に埋もれた道の痕跡を見つけては『子供の頃登山をしたときはこっちの道を歩いたんだぁ』と
ノスタルジッカーによるノスタルジッキングタイムを1人で繰り広げておりました。





しかしそんなノスタルジッカーの至福の時も残り僅かとなってきました。
水野ルートとの合流地点が近づいてきたからです。
木々の間から、向こうの登山道が通る尾根も時々見えるようになりました。
登山客の声も何となくですが聞こえてきました。



続く


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