プロローグ

先ずはこの写真を見て頂きたい。



これはモーターマガジン社の「ホリデーオート10月号(2003)」の記事である。
偉そうに発表しているが、無論無断掲載である。モーターマガジン社には心よりお詫び申します。(心の中で)
しかし、これを無断掲載してしまったのは、この写真が私の中のスイッチを
“カチッ”と押してしまったからに他ならない・・・

記事の見出しには富士スピードウェイと書いてあり、写真はバンクのついたサーキットコースの写真。
しかしコース脇は雑草が茂り、アスファルトの継ぎ目からも草が顔をだしている。
コース内側には何の木かは不明だが、ある程度は年輪を重ねたであろう樹木が枝を伸ばしている。
モータースポーツは好きな方だが、欠かさず見ているのはF1程度だけに、富士スピードウェイに関しては
あまり知識は持ち得ていなかった。
『え゛、富士スピードウェイって廃業してたっけ?』
そんな馬鹿な!雑誌等でレースや新車インプレッションをみているはず。では何故、こんなに荒れ果てているのだ?
数ヶ月の内に雑草は生えても、アレほどの木は育たないはず。
そんな疑問を持ちつつ記事を読んでみると、この写真に写っているバンクは、30年も前に封印された
伝説の30度バンクだったことが判明。かつてこの30度バンクが富士スピードウェイの第1コーナーだったが、
レース中に事故が多発し、死者まででてしまった為、永遠に封印してしまったらしい。
『こっ、これは見てみたい!(カチッ)←スイッチON』
それからはインターネットで写真を掲載しているサイトを探しまわったり、航空写真で確認してみたりと
封印された旧コース→廃コースに思いを馳せる毎日を送っていました。

そんなある晩。懲りずにネットで富士スピードウェイの情報を求め、彷徨いまわっていた時、
“廃”をテーマにしているサイトが有ることを発見。
そこには廃道路や廃線路、廃屋や廃車などが掲載されていました。
なんとなく面白いなぁ〜程度で見ているうちに、段々はまってしまい、
廃○○サイトを好んで閲覧するようになりました。
そー言えば、親不知あたりの国道脇に、新道付け替えが終わり、
役目をまっとうした廃道路がポツリポツリ見受けられるのはお気づきだろうか?
私はそこを通る度に、ソレらを横目で見て『あそこに行ってみたいなぁ』と思っていました。

妻は、連日“廃”な写真ばかり載せているサイトをへらへら見ている私に『何が面白いの?』と呆れていました。
そんな妻にある日、『オレはどーやら廃道路みたいのに惹かれるようだ』と言うと、
『そんなの今に始まったことじゃない』とあっさり返されました。
妻に言わせると、私はドライブに行っても廃道らしきを
発見するとその度に、『あそこに行ってみたいなぁ』といつも言っているらしい・・・

よくよく思い起こしてみれば、子供の頃からJR信越本線の旧線にあるトンネルにワクワクしたり、
沈没船の捜索番組を夢中で見ていたりと、廃に関しては昨日や今日好きでいる訳ではなかった。
特に、同一場所を同一アングルから撮影した昔と現在の風景写真などが好きで、
現在の風景と昔の風景を比べ、時の経過を感じる瞬間が好きで、プルプルきてしまいます。

それって少しは賛同出来ます?

まぁ言ってみれば、食べ物の好き嫌いとおんなじで、それを見てヨダレが出るか出ないかって事です。
好きなんだから、惹かれるんだから、妻に白い目で見られても仕方ない訳です。
レバーが嫌いな私に『なんで嫌いなの?』って言われても『マズイから』としか言いようがないのです。

で、このページには私のヨダレが出てしまうモノを載っけているという訳です。
今のところ廃なモノを中心に掲載して行こうと思っていますが、
いつ何時、私の中の別のスイッチがONになるかも知れません。
まぁその時はその事でページか一色に染まるだけですが。

ここまで読んでもらえた方には大変感謝致します。
折角だから、よろしければレポの方もお付き合いあれ。


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